10-3 再振替仕訳まとめ

再振替仕訳(さいふりかえしわけ)

決算整理で行った「見越し・繰延べ」の仕訳は、当期の正しい利益を計算するための一時的な調整です。 そのため、翌年の最初の営業日(期首)に、決算整理仕訳と全く逆の仕訳を行って、元に戻す必要があります。これを再振替仕訳といいます。

【例:費用の繰延べの再振替仕訳】

1. 前期末(決算日)の仕訳(繰延べ)

(借) 前払保険料 8,000 / (貸) 支払保険料 8,000

2. 当期首(1月1日)の仕訳(再振替仕訳) 上記の左右をひっくり返すだけです。

(借) 支払保険料 8,000 / (貸) 前払保険料 8,000


【暗記必須】4つの科目のグループ分け

試験では、これらの科目が「B/S(貸借対照表)」のどこに属するかが非常に重要です。権利(資産)なのか、義務(負債)なのかを理解して覚えましょう。

  • 資産(権利)グループ:
    • 前払費用(前払〜): 来年、サービスを受ける権利
    • 未収収益(未収〜): 後で、お金を受け取る権利
  • 負債(義務)グループ:
    • 前受収益(前受〜): 来年、サービスを提供する義務
    • 未払費用(未払〜): 後で、お金を支払う義務
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