1-3 収益と費用
企業の経営成績を表す要素として、収益と費用があります。これらは損益計算書に表示されます。
収益とは
収益とは、企業の活動によって得られる経済的価値の増加です。簡単にいうと「稼ぎ」です。
収益の例:
- 売上(商品やサービスを販売して得た収入)
- 受取利息(お金を貸して受け取る利息)
- 受取家賃(不動産を貸して受け取る家賃)
費用とは
費用とは、収益を得るために使った経済的価値の減少です。簡単にいうと「使ったお金」です。
費用の例:
- 仕入(販売する商品を仕入れた金額)
- 給料(従業員に支払う給与)
- 家賃(事務所などの賃借料)
- 水道光熱費(電気・ガス・水道代)
損益計算書の構造
損益計算書は収益と費用を対比させて、当期の利益(または損失)を計算します。
| 費用(左) | 収益(右) |
|---|---|
| 各種費用 | 各種収益 |
| 当期純利益 |
利益の計算式
当期純利益 = 収益の合計 - 費用の合計
収益が費用を上回れば利益、下回れば損失となります。
ポイント
5つの要素のまとめ:
| 要素 | 分類 | 表示される財務諸表 |
|---|---|---|
| 資産 | 財政状態 | 貸借対照表 |
| 負債 | 財政状態 | 貸借対照表 |
| 純資産 | 財政状態 | 貸借対照表 |
| 収益 | 経営成績 | 損益計算書 |
| 費用 | 経営成績 | 損益計算書 |
具体例
ある月の経営成績:
- 売上:500,000円(収益)
- 仕入:200,000円(費用)
- 給料:100,000円(費用)
- 家賃:50,000円(費用)
当期純利益:500,000円 - 350,000円 = 150,000円
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