5-3 返品の処理

返品(へんぴん)の仕訳ルール

商品にキズがあったり、注文と違っていたりして返品をしたり、されたりすることがあります。 返品の仕訳ルールは非常にシンプルです。「最初に仕訳したときの逆仕訳(貸借をひっくり返す)」を行うだけです。

1. 仕入戻し(自分が仕入れた商品を返品した)

仕入れた事実と、代金を支払う義務(買掛金)を取り消します。

例:掛けで仕入れた商品のうち、品違いのため5,000円分を返品した。

元の仕訳:

(借) 仕入 / (貸) 買掛金

返品の仕訳:

(借) 買掛金 5,000 / (貸) 仕入 5,000

2. 売上戻り(自分が売った商品が返品されてきた)

売り上げた事実と、代金を受け取る権利(売掛金)を取り消します。

例:掛けで売り上げた商品のうち、キズがあったため8,000円分が返品されてきた。

元の仕訳:

(借) 売掛金 / (貸) 売上

返品の仕訳:

(借) 売上 8,000 / (貸) 売掛金 8,000

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