6-2 買掛金
買掛金(かいかけきん)の基本
商品を仕入れ、代金を後日支払う義務を買掛金(負債)といいます。仕入が発生したときに増加(貸方)し、代金を支払ったときに減少(借方)します。
例:商品20,000円を掛けで仕入れた。
(借) 仕入 20,000 / (貸) 買掛金 20,000
例:上記の買掛金20,000円を、普通預金口座から振り込んで支払った。
(借) 買掛金 20,000 / (貸) 普通預金 20,000
振込手数料の負担
買掛金を銀行振込で支払う際、振込手数料がかかることがあります。この振込手数料を当店が負担した場合は、「支払手数料」(費用)として処理します。
例:買掛金20,000円を当座預金から振り込んだ。その際、振込手数料440円も当座預金から引き落とされた(当店負担)。
(借) 買掛金 20,000 / (貸) 当座預金 20,440 (借) 支払手数料 440
買掛金元帳(仕入先元帳)
売掛金と同じように、買掛金についても「どの仕入先に、いくら支払う義務があるのか」を個別に管理する必要があります。 仕入先ごとに買掛金の明細を記録する補助簿を、買掛金元帳(または仕入先元帳)といいます。
金額単位:円
| 日付 | 仕入先 | 摘要 | 借方 | 貸方 | 残高 |
|---|---|---|---|---|---|
| 4/3 | B商店 | 仕入 | 80,000 | 80,000 | |
| 4/16 | B商店 | 支払 | 30,000 | 50,000 | |
| 4/22 | B商店 | 仕入戻し | 6,000 | 44,000 |
簿記の試験では、「A商店に対する買掛金が減ったので、総勘定元帳の買掛金勘定だけでなく、買掛金元帳(A商店)も記入する」といった帳簿記入の連動性が問われることがあります。
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