8-5 有価証券・税金・保証金

売買目的有価証券

短期的な値上がり益や売買益を目的として保有する株式や債券は、売買目的有価証券(資産)で処理します。

例:売買目的で株式100,000円を購入し、手数料2,000円とともに普通預金から支払った。

購入時の手数料は取得原価に含めます。

(借) 売買目的有価証券 102,000 / (貸) 普通預金 102,000

例:上記の株式を110,000円で売却し、代金は普通預金に入金された。

(借) 普通預金 110,000 / (貸) 売買目的有価証券 102,000 / (貸) 有価証券売却益 8,000

売却額が帳簿価額を下回った場合は、差額を有価証券売却損(費用)で処理します。

法人税等

株式会社が利益に対して負担する法人税、住民税、事業税は、まとめて法人税等(費用)で処理します。

例:法人税等30,000円を計上した。

(借) 法人税等 30,000 / (貸) 未払法人税等 30,000

例:上記の法人税等を普通預金から納付した。

(借) 未払法人税等 30,000 / (貸) 普通預金 30,000

消費税

消費税の処理には税込方式と税抜方式があります。簿記3級では、問題文の指示に従って処理します。

税抜方式では、売上時に預かった消費税を仮受消費税(負債)、仕入時に支払った消費税を仮払消費税(資産)で処理します。

例:商品100,000円を売り上げ、消費税10,000円とともに現金で受け取った。

(借) 現金 110,000 / (貸) 売上 100,000 / (貸) 仮受消費税 10,000

例:商品60,000円を仕入れ、消費税6,000円とともに現金で支払った。

(借) 仕入 60,000 / (貸) 現金 66,000 (借) 仮払消費税 6,000

差入保証金

店舗や事務所を借りるときに敷金や保証金を支払う場合、あとで返還される部分は差入保証金(資産)で処理します。

例:店舗を借りるため、保証金200,000円を普通預金から支払った。

(借) 差入保証金 200,000 / (貸) 普通預金 200,000

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