1-2 アルゴリズムとプログラミング
アルゴリズムとプログラミング
アルゴリズムは、目的を達成するための処理手順です。ITパスポートでは、実際に複雑なプログラムを書く力より、処理の流れ、条件分岐、繰返し、変数の変化を読み取る力が問われます。
1. アルゴリズムの基本構造
| 構造 | 内容 | 例 |
|---|---|---|
| 順次 | 上から順に処理する | 入力、計算、出力 |
| 選択 | 条件によって処理を分ける | 80点以上なら合格 |
| 繰返し | 条件を満たす間、処理を繰り返す | 10件分の合計を求める |
2. フローチャートと擬似言語
フローチャートは処理の流れを図で表す方法です。擬似言語は、特定のプログラミング言語に依存せず処理を文章に近い形で表します。
| 記号・表現 | 役割 |
|---|---|
| 端子 | 開始・終了 |
| 処理 | 計算や代入 |
| 判断 | 条件分岐 |
| 入出力 | データの入力・表示 |
3. 変数・配列・関数
- 変数: 値を一時的に保存する箱。
- 配列: 複数の値を番号付きでまとめて扱う仕組み。
- 関数: 決まった処理を部品化し、必要な場所で呼び出す仕組み。
- 引数: 関数に渡す値。
- 戻り値: 関数の処理結果として返される値。
4. 探索と整列
| 種類 | 内容 | 特徴 |
|---|---|---|
| 線形探索 | 先頭から順に探す | 単純だが件数が多いと遅い |
| 二分探索 | 並んだデータを半分ずつ絞る | 事前に整列されている必要がある |
| 昇順整列 | 小さい順に並べる | 数値や文字列の整理 |
| 降順整列 | 大きい順に並べる | ランキング表示 |
5. プログラミング言語とマークアップ
| 種類 | 代表例 | 用途 |
|---|---|---|
| プログラミング言語 | Python、JavaScript、Java | 処理を記述する |
| マークアップ言語 | HTML、XML | 文書構造やデータ構造を表す |
| スタイルシート | CSS | 表示や見た目を指定する |
| スクリプト | JavaScriptなど | 画面上の動きや自動処理 |
試験での注意点
ループ問題では、初期値、終了条件、1回ごとの増減を必ず確認します。配列では「何番目から数えるか」に注意します。問題文で0から始まるか、1から始まるかが指定されている場合があります。
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