1-3 社会保険の基礎

1. 公的医療保険

  • 健康保険: 会社員が加入。高額療養費制度や傷病手当金(最長1年6ヶ月)がある。
  • 国民健康保険: 自営業者・退職者などが加入。傷病手当金や出産手当金は原則ありません。
  • 後期高齢者医療制度: 75歳以上のすべての人が加入。
  • 高額療養費制度: 1ヶ月の医療費の自己負担額が一定額を超えた場合、超えた部分が払い戻される制度。
  • 出産育児一時金: 公的医療保険の被保険者または被扶養者が出産した場合に支給されます。

2. 公的介護保険

介護が必要になった人を社会全体で支える制度です。

区分 対象者 保険料 給付条件
第1号被保険者 65歳以上 原則として年金から天引き 原因を問わず要介護・要支援状態
第2号被保険者 40歳以上65歳未満の医療保険加入者 医療保険料と一体で徴収 老化に起因する特定疾病が原因

3. 労働保険

  • 労災保険: 業務上や通勤途中の怪我に支給。保険料は「全額事業主負担」。
  • 雇用保険: 失業時の基本手当など。保険料は労使双方で負担。

4. 雇用保険の基本手当

  • 受給には、原則として離職前2年間に被保険者期間が通算12ヶ月以上必要です。
  • 自己都合退職では、待期期間7日間に加えて給付制限が設けられる場合があります。
  • 基本手当は所得税の非課税所得です。
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