3-5 投資信託

1. 投資信託の仕組みと関係機関

投資家から集めた資金を一つにまとめ、運用の専門家が株式や債券などに分散投資する金融商品です。3つの機関が役割分担しています。

  • 販売会社(証券会社・銀行など): 投資信託の販売、換金、分配金の支払いを行う窓口。
  • 委託会社(運用会社): 投資信託を作り、集めた資金の「運用の指図」を行う。(ファンドマネージャーがいるところ)
  • 受託会社(信託銀行など): 委託会社の指図に従い、実際に有価証券の売買や「財産の保管・管理」を行う。

2. 投資信託のコスト

投資信託には主に3つのタイミングでコスト(手数料)がかかります。

  1. 購入時:購入時手数料(かからないものを「ノーロード・ファンド」と呼ぶ)
  2. 保有期間中:運用管理費用(信託報酬) ※投資信託財産の中から毎日間接的に引かれます。
  3. 換金時:信託財産留保額(解約する際のペナルティのようなもの)

3. 投資信託の分類

分類 内容
公社債投資信託 株式を組み入れず、公社債を中心に運用
株式投資信託 株式を組み入れることができる
追加型 運用開始後も追加購入できる
単位型 募集期間中だけ購入できる
インデックス型 日経平均株価などの指数に連動する運用を目指す
アクティブ型 指数を上回る成果を目指す

4. 分配金と基準価額

  • 普通分配金: 元本を上回る部分から支払われる分配金で、課税対象です。
  • 元本払戻金(特別分配金): 元本の一部を払い戻す性質の分配金で、非課税です。
  • 基準価額: 投資信託の純資産総額を口数で割った価額です。
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