3-8 ポートフォリオと派生商品
1. 分散投資とポートフォリオ
複数の異なる資産(株式と債券など)を組み合わせて投資(ポートフォリオ運用)することで、リスクを軽減する効果を期待できます。
2. 相関係数(そうかんけいすう)
2つの資産の価格が、同じ方向に動くか、逆の方向に動くかを示す数値です。「-1から+1」の間で表されます。
- 相関係数が「+1」: 2つの資産が全く同じ動きをする。分散投資のリスク軽減効果は得られない(ゼロ)。
- 相関係数が「0」: 2つの資産の動きに全く関連性がない。
- 相関係数が「-1」: 2つの資産が全く逆の動きをする。分散投資のリスク軽減効果が「最大」になる。
💡 試験のポイント ポートフォリオのリスク低減効果を最大にするには、相関係数が「マイナス1(-1)」に近い資産を組み合わせるのが正解です。
3. リスクとリターン
- リスク: 一般に「危険」という意味ではなく、リターンの振れ幅を意味します。
- 期待収益率: 将来得られると期待される平均的な収益率。
- 標準偏差: リターンのばらつきを示す指標。大きいほどリスクが高い。
4. 派生商品(デリバティブ)
- 先物取引: 将来の一定日に、あらかじめ決めた価格で売買する契約。
- オプション取引: 将来の一定日または一定期間に、あらかじめ決めた価格で買う権利・売る権利を売買する取引。
- ヘッジ取引: 価格変動リスクを回避・軽減する目的でデリバティブを利用すること。
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