3-6 外貨建金融商品
1. 為替リスクと為替レート
外国の通貨(ドルなど)で取引される金融商品です。為替レートの変動によるリスク(為替変動リスク)があります。
- 円高・外貨安: (例:1ドル150円 → 100円)外貨建資産の円換算額は目減り(為替差損)する。
- 円安・外貨高: (例:1ドル100円 → 150円)外貨建資産の円換算額は増加(為替差益)する。
2. TTS と TTB(顧客から見たレート)
金融機関が提示する為替レートには、手数料が含まれています。「顧客の目線」で暗記しましょう。
- TTS (Telegraphic Transfer Selling rate):
- 顧客が「円」を「外貨」に換える(外貨預金を預け入れる)ときに適用されるレート。(※銀行が外貨をSellする)
- TTB (Telegraphic Transfer Buying rate):
- 顧客が「外貨」を「円」に換える(外貨預金を引き出す)ときに適用されるレート。(※銀行が外貨をBuyする)
💡 覚え方:「預け入れはS(TTS)、引き出しはB(TTB)」と対で覚えましょう。
3. 外貨建商品の種類と注意点
- 外貨預金: 預金保険制度の対象外。為替差益は原則として雑所得です。
- 外貨建MMF: 外貨で運用する投資信託。為替変動リスクがあります。
- 外国債券: 利子・償還差益・売却益に加え、為替変動の影響を受けます。
- 外国株式: 株価変動リスクに加え、為替変動リスクやカントリーリスクがあります。
4. 為替手数料
外貨建商品は、購入時・換金時に為替手数料がかかるため、為替レートが同じでも手数料分だけ不利になります。
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