3-1 金融・経済の基本
1. 経済指標
経済の動向を把握するための重要な指標です。発表機関と内容の組み合わせがよく出題されます。
- GDP(国内総生産): 【発表:内閣府】一定期間内に国内で新たに生み出された付加価値の合計。
- 日銀短観(全国企業短期経済観測調査): 【発表:日本銀行】企業経営者に対するアンケート調査。年4回発表。企業の業況感を示す「業況判断DI」が有名。
- 消費者物価指数: 【発表:総務省】全国の世帯が購入する家計に係る財やサービスの価格の変動を測定するもの。
2. 金融政策(公開市場操作:オペレーション)
日本銀行(中央銀行)が物価の安定などを目的として行う政策です。
- 買いオペレーション(資金供給): 日銀が民間金融機関から国債などを「買う」。市場の資金量が増え、金利は低下しやすくなる。(不況時の対策)
- 売りオペレーション(資金吸収): 日銀が民間金融機関に国債などを「売る」。市場の資金量が減り、金利は上昇しやすくなる。(インフレ時の対策)
3. 金利・景気・物価・為替の関係
金融資産運用では、経済環境の変化が金融商品にどう影響するかが問われます。
| 変化 | 一般的な影響 |
|---|---|
| 景気が良くなる | 物価上昇・金利上昇・株価上昇につながりやすい |
| 金利が上昇する | 債券価格は下落しやすい |
| 円安になる | 輸出企業に有利、外貨建資産の円換算額は増えやすい |
| 円高になる | 輸入企業に有利、外貨建資産の円換算額は減りやすい |
4. 直接金融と間接金融
- 直接金融: 企業が株式や債券を発行し、投資家から直接資金を調達する。
- 間接金融: 銀行などの金融機関が預金者から集めた資金を企業へ貸し出す。
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